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日々の活動記録、つーことで。


今年もまったりとマリーンズの応援ができることに感謝。
by kawasaki-marins
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史上最大の下克上、完成!

2010日本シリーズ 対 中日ドラゴンズ 7回戦 [M4勝2敗1分] M 8 - 7 D (ナゴヤD)
M 渡辺(俊)-小野-薮田-内-小林(宏)-◯伊藤
D 吉見-河原-ネルソン-高橋-●浅尾-岩瀬
HR/

もう、なんだか泣けて仕方ありません・・・今晩はごめんなさい・・
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ということで一晩あけて、覚え書きです。

さて、前日の6時間に迫る試合でどっち付かずな流れの日本シリーズ。とはいえ、相手が中継ぎエースを次々投入して来たことなどを考えると、若干は有利か、という状況。
もう、いても立ってもいられず、日曜は朝からわざわざ「コメダ珈琲店」のナゴヤ風モーニングでゲン担ぎ。100円であんこ(山盛り!)を追加できるということで、せっかくなので小倉トーストにしてみましたよ(笑)
亭主は朝から出かけてしまっていたので、娘たちと女三人で小倉トーストを食し、ナゴヤ喰ったる!と鼻息荒くしている図というのもなんだかアレですなあ(^^;;

ということで、おちつかない日中を過ごしてようやく試合開始。第7戦は俊介と吉見の先発で始まりました。
1回表、いきなり初球をセンター前に弾き返すツヨ。いきなりテンション上がりましたよ、このシリーズ少々不調だったツヨが、いよいよ来たか、と思わせる当たりでした。
続く清田が送りバントの構え。え”、昨日散々失敗してるんだから・・と思ったらいきなりバスター来ましたよ。今日のロッテベンチはかなり積極的な雰囲気です。そりゃ、前日は慎重に行って散々失敗しましたからね(爆)
清田が叩き付けた当たりは大きくバウンドして三遊間手前あたりへ。これを捕りに行ったショート・荒木とサード・森野が交錯、内野安打となりました。しかし、このとき、森野の脚に荒木がぶつかったのか、森野が顔をしかめています。
このときはそのままプレー続行でしたが、雰囲気的にはかなり痛そう。こりゃ、全力プレーは無理かもしれません。

さらに、井口がレフト線へのタイムリーツーベースで1点を先取です。おお、イイ感じに吉見の立ち上がりを攻めていますよ。さらに、無死2,3塁の状況でサブローがキッチリと犠牲フライを打ち上げて2点目。今江がセンター前で続き1死1,3塁とします。
テギュンの打席で、谷繁がボールをこぼした隙に今江が果敢にも2塁を狙いますが、ここはさすがの谷繁の盗塁阻止でした。テギュンは結局内野ゴロ・・あ、あれ、5点くらい取れそうな雰囲気だったのに、とちょっと物足りない感がただよってきます。

するとその裏、俊介が・・・心配されたとおり、ナゴヤドームのマウンドがあわないらしくめった打ち。あれよあれよと四死球含め打者8人で3点取られてしまいます。誰が打ったかとか覚えてられるかー!状態(涙)
途中、肩?を気にする仕草も見せ、マウンドに西本コーチも来ましたが、とりあえずは続投。故障発生で、次のピッチャーができるまで頑張るのか?とも思わせる状況で、とにかく心配なのなんのって・・・

2回は吉見は立ち直りますが、俊介はますますひどい状況。ドラゴンズのラッキーボーイっぽい大島のタイムリーでさらに1点を追加されて2-4と差を広げられてしまいます。
3回、ますます調子を上げてくる吉見の前に清田、井口、サブローと主軸が三者凡退・・
マリーンズはこの回から、俊介を下げて晋吾に継投です。しかし、晋吾も疲れが残っているのか、若干の守備の乱れもありましたが、荒木に犠牲フライと、また大島にタイムリー、2点を失い2-6とさらにリードを許してしまいます。

いかん、ここは敵地。いかにも相手が乗ってきた感じ。スタンドも盛り上がり、テレビも「意地の第8戦へなんとかかんとか」と煽りテロップ。正直、少々諦めも入りつつ、それでも「8戦はいやじゃー!」とテレビの前でわめいている私でした。

4回、2死からサトがツーベースで出塁すると、なんと、岡田がきれいなセンター返しを見せてランナー生還、1点を返して3-6となります。この所、バッティングが目に見えて好調な岡田パパ、本日2本目のヒットがタイムリー、へっぴり腰で当て逃げと言う雰囲気ではなく、素人目にもしっかりとバットが振れているように感じます。
これが反撃の狼煙となるのか、この回は1点どまりでしたが、4回裏から、ベンチはなんと、薮田をマウンドに送り込んできました。
勝負かけてきましたよ・・・そして、その薮田はしっかりと期待に応え、和田、ブランコ、野本の主軸を三者凡退!!
薮田がぴしゃりと締めてくれて、まだまだ試合は前半、3点差ならわからない、という雰囲気を醸し出してくれます。

すると5回、ドラゴンズ落合監督は、何を思ったか吉見を下げて河原に継投。どんどん調子を上げてきていた吉見でしたが、継投策に入るドラゴンズでした。
しかし、これが流れを変えたようです。
マリーンズの攻撃は1番のツヨから。ツヨ凡退で1死も、清田がヒットで出塁、井口が三振に倒れますが、サブローがセンター前で続き2死1,3塁、続くゴリもピッチャー返しでサブ生還、4-6。
さらに、テギュンの背中にすっぽ抜けが当る死球で2死満塁とチャンスを作ります。ここでサトがまたまたセンター方向に、2点タイムリー!
な、なあんと、一気に同点に追いついちゃいましたよ!!!

この後も薮田がぴしゃり三者凡退で締めてくれました。もう、これは薮田が持ってきてくれた流れです、神様仏様薮田様です。なんとしても離してはいけませんよ。
しかし、ドラゴンズも後がありませんから食い下がります。
6回からはネルソンを投入してきました・・・デカイピッチャーにはでかいバッターでどうだ、と言わんばかりに(違う?)、いきなり薮田に打席がまわりますので、神戸を代打に送りますがあっさりと三振。ツヨ、清田と打取られ、勢いが削がれそうな雰囲気でした。

ですが、ここで救世主登場です。
6回裏から、マリーンズは内を投入。
内くんが・・・この、日本シリーズという大舞台で、堂々と自信をもってマウンドに立っています。もう、それだけでおばちゃん涙が出て・・・いずれはクローザーを任せられる素材だと、みんなに期待されつつも、ずっとケガで苦しんできたこの投手が、今日は、やたらと大きく見えました。
6〜8回を、堂々のピッチングで無失点。まさに、川崎の誇りです。

その内の力投にこたえるべく、7回表、ネルソンのまえに2死となるも、今江がレフトフェンス直撃のヒット。これがまた凄まじい打球で、あまりの打球の速さにシングルどまり・・・と思いきや、レフトの和田がファーストへの送球を逸らしてバッターランナー2塁へ進塁。さらに、テギュンの打席で暴投があって3塁に進みます。
慌てず騒がず、テギュンはキッチリセンター前、ついに勝ち越しのタイムリーですよ!!!
もう、レフトスタンドのみならず、マリーンズベンチもお祭り騒ぎ(笑)
そういえば、この日本シリーズも妙にリラックスして「野球を楽しんで」いる感がばしばし伝わってくるマリーンズです。このあたりは、ボビーの置き土産のように思えてなりません。ま、今年はさらに明るいキャラが増えましたけどね、Mっとんとか、Mーフィーとか・・ん?物理的にも明るi・・

それはともかく、こうなると強いよ、ウチは!
と、思いましたが、ドラゴンズも必死。8回を高橋、9回からは浅尾を投入で、マリーンズは追加点ならず。
そして9回裏。7-6と1点勝ち越した状態で、マウンドにはコバヒロです。

しかし、先頭の和田、先ほどの送球ミスを取り返す意地の左中間スリーベース。フェンス直撃を岡田とキヨ坊二人で取りに行っちゃったもんだから、ボールが跳ね返って転々とする間に3塁まで陥れられてしまいました。
続くブランコがあっさりとセンターに犠牲フライ。いえ、一瞬サヨナラかとドキッとしたのですが、犠牲フライで済んで助かりました。
このへんはアレですよ、小林姓の前任者の「逆転されなきゃOK」の教えが守られたのですよ。
ランナー無くなって後続は断ち、なんとかサヨナラは免れて・・・

試合は連夜の延長です。
ええ、覚悟はできていました。たかが1点差だったせいなのかなんなのか、あの、コバマサナイトより全然気楽ですもの。6時間だろうが7時間だろうがドンと来いです。とにかく、第8戦は見たくない!!

しかし10回、11回と続投の浅尾の前に追加点ならず。もう、浅尾のキレキレの投球に手も足もでない感じです。うーん。
対して、10回はコバヒロが5者凡退(怖ええ・・・)
11回からは伊藤をマウンドに送るマリーンズ。ええ、もう伊藤心中です。

10回、11回と両者無得点で12回表。
なんと、浅尾が4イニング目の続投です・・・しかし、さすがに疲れてきたか、先頭の今江が四球を選び、続く伊藤が(9回の時点で、テギュンのところに投手を入れて9番に守備固め塀ちゃんだったのです)きっちり送りバント。野手のお手本になりそうな見事なバントを決めて1死2塁とします。
サトがショートゴロでランナー動けず2死2塁。続く岡田の打席・・・福浦師を代打、と思われたのですが、なんと岡田で強行です。そしてその岡田がやってくれました。

力強く振り切った当たりは、グイグイ伸びてセンターオーバー!!!!
フェンス際に落ちて、見事タイムリースリーベース、滑り込みながらガッツポーズの岡田、カッコいいよ、カッコいい!!この人も苦労してきたもんな・・・奥さんお子さんが喜んでいるだろうな・・そう思ったら、なんだか涙が・・・ヤバい。

12回裏、マウンドには伊藤。この人の心臓も相当なものです。
慌てず騒がず、キッチリと三者凡退。最後、代打で登場の藤井の打球は、ショートゴロ、最後の打球をさばいて、ゲームセット。
この瞬間、史上最大の下克上が完成したのです。
マウンドで腕を突き上げる伊藤、駆け寄るナインの面々、何よりも#67的場の勢いが凄かった(笑)
この人も、サトが離脱してチームが苦しかったときに頑張ってくれました。日本シリーズでは結局出番はありませんでしたが、そういう選手が真っ先に飛び出してきてくれるのがまた何とも嬉しくて仕方ありません・・

と、感激に浸ろうかと言うその瞬間に鳴り響く電話の呼び出し音(笑)
取らなくても分かりましたね、実家の母が開口一番「勝ったねー!」
はい、実家ともどもロッテファンです(汗)

そんなわけで、胴上げは落ち着いてみてられませんでした(大汗)この後、スポーツニュースを探してウロウロするも、ビールかけの始まりも遅くて、結局なんだかんだと2時くらいまで起きてたのかな・・・
いつもは「日本シリーズはあっという間に終わってしまう」と言われるものですが、今回に限っては、実に長いシリーズだったように思います。最初は、どう考えてもドラゴンズの方が強いだろうと思っていたのですが、フタを開けてみれば、何かを背負って普段の力を出し切れなかったドラゴンズと、パ・リーグの代表としてみんなに後押しされ、しかしそれ以上に自分たちの野球を楽しんでいたマリーンズという違いが出ていたような感じがしました。この明るさというか楽しさと言うか・・良いなあ、本当に良いチームになりました。
チームのゴタゴタで、どうなることかと心底心配していた1年前を思うと、本当に夢のようです・・それを思うと、またなにか目のあたりがウルウルしてくるのでした。

3位からの日本シリーズ制覇だと散々言われまくっていますが、言いたい奴は言うがいいのです。この状況で、空気を読まずに勝ってしまうのが、ロッテの魅力なのですよ、分からん奴には分からんだろう、ふふふ。

ところで、サト!!!ガングリオンだなんて、何で今までそんなことを黙っていたの!復帰してからもなんか冴えない顔だったのは、調子が出ないためではなく、それが理由だったんですね・・・痛かったんだろうなあ。それでも必死でがんばって・・・もう、なにかと涙腺が緩みっぱなしな夜でした・・・


・・・・ということで一晩あけて、今日は一日、オッソロしく眠かったです(苦笑)だいたい、何が悲しゅうて2日間で11時間も野球を見ていたのかと(汗)
しかも、睡眠時間より長いと言うのはどういうわけかと(大汗)

そんな私でしたが、職場では私をロッテファンとしる数人から「おめでとう!」と声をかけてもらって・・・照れくさいものですね、私が何かしたわけでもないのに(汗)
ロッテのお菓子でも職場に持って行くことにしましょ(^^;;

さあ、週末はいよいよ最後の最後、日韓クラブチームチャンピオン対決です。
最後も勝って、気持ちよく締めてもらいたいものですね。
by kawasaki-marins | 2010-11-07 23:30 | マリーンズ2010
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