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日々の活動記録、つーことで。


今年もまったりとマリーンズの応援ができることに感謝。
by kawasaki-marins
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世も末ですなあ

こんなニュースが・・・
実は、橋なんぞ作る仕事をしておりますが、この橋名板というのは、単に橋の名前を書いて高欄などに取り付けてあるものとか、橋の名前はもちろんですが施主やら架設業者、架設年、使用材料、などを書いて橋桁にとりつけてあるものなど、いくつかのパターンがあります。
高欄などの目立つ所に取り付けられるものには、建設当時の県知事さんとか市長さんの揮毫なんてものも結構あるんですね、これが。

名前だけのものはともかく、建設業者などを記入して桁に取り付けてあるものなどは、何十年も経って補強なんかする場合に、どこそこの業者が作ったから、図面とか当時の検討内容とか残ってないの?という問い合わせの手がかりになることも多いので、持ってかれると困るんだよなあ。(っていうか、役所でちゃんとそういう情報管理しといて欲しいってのもあるんですけどね・・・^^;)

まったく、こういうことはやめて欲しいですね。


金属盗に新手、福島・栃木で「橋名板」150枚被害

 福島県や栃木県北部で、橋の名を記した金属製の「橋名(きょうめい)板」の盗難が相次いでいることが22日、わかった。


 被害は両県で計約150枚に上っており、両県警では、金属の価格高騰を背景にした転売目的の犯行とみて調べている。

 橋名板は、縦15センチ、横30センチ、厚さ1・5センチ程度が一般的なサイズで、橋の欄干などに取り付けられている。主に青銅が原料で、重さは5キロ前後。メーカーによると、1枚3万〜4万円だという。

 今月13日、福島県白河市内の橋で橋名板4枚がなくなっているのを市民が見つけたのをきっかけに、福島県が調査した結果、福島市や郡山市、白河市、西郷村など「中通り」地域で計約120枚がなくなっていることが判明。白河市の南隣の栃木県那須町でも30枚が盗まれていた。

 ほとんどが人目につかない山間部にある橋で、橋名板を台座に固定していたボルトなどを、工具を使って外したとみられている。被害に遭った自治体では、橋名板のボルト部分をハンマーでつぶしたり、パトロールしたりして警戒を強めている。

 福島県南部の金属業者に今月、複数の男が、裁断された橋名板を計100キロ以上持ち込んでいたこともわかり、県警で関連を調べている。

(2007年9月23日3時0分 読売新聞)


ところで、数年前に解体されて新しい橋に架け替えられた多摩川の一番下流にかかっていた旧「大師橋」の橋名板は私の宝物です。解体のとき、地元民の私が「なんかカケラでいいので、大師橋の何かくださいー」とあちこちの関係者に頼み込んでたらなんとまあ、橋名板がもらえちゃいました・・・うるうる。
世も末ですなあ_e0095468_17323544.jpg

もはや、家宝です←大げさ。でも、死ぬ時はどこかちゃんと保管してくれるところに寄付しようかと思ってます。
by kawasaki-marins | 2007-09-23 15:14 | 日々雑事
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