今年もまったりとマリーンズの応援ができることに感謝。
by kawasaki-marins
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ハードヒット!
X- Final6 11/16 オービックシーガルズ 14 - 20 パナソニック電工インパルス (長居)
去年のプレーオフの2回戦で同じカードの対戦、タイブレークの延長戦までもつれた試合は、紙一重の差でインパルスの勝利となった対決、今年も熱い闘いの予感です。
去年の雪辱を果たしたいシーガルズに対して、ウェストディビジョンの優勝をあと一歩で逃したインパルスの意地。見所は尽きそうもありません。
しかも、某ヒデさんのコメントで気がつきましたが、両チームのQBは立命館の先輩後輩の対決なんですね。シーガルズ#4木下が、立命館から今年加入のルーキーQBなのですが、能力の高さは開幕戦で立証済みです。
こりゃ、もう、たまりませんよ。
さて、インパルスの攻撃で開始された試合ですが、お互い最初の攻撃はパントで終わります。それぞれのディフェンスチームの気合いがただ事ではありませんよ。凄まじい勢いでガッツンガッツンと弾丸が飛んでくるようなもんです。
アメフトはヘルメットやらショルダーパットやらの防具を身につけていますから、もうあらん限りの力とスピードで突っ込んできます。この辺、ラグビーよりも容赦ありません。まあ、ラグビーはラグビーで、この人たち生身で大丈夫なのかと心配になるようなタックルの連続ではありますが、なんていうのか、アメフトだと防具のおかげか、上手い選手になるほど突っ込む際に躊躇がありません。
それでもシーガルズの2回目の攻撃で相手陣前まで攻め込むと、QB#4木下のフェイクから#20古谷拓也への短いパスが通り、そのまま古谷がエンドゾーン左隅に走り込みタッチダウンを決めます。TFPも成功でシーガルズが7-0と先制します。
この試合、パントでも凄いです。滞空時間の長い軌跡のキックで時間を稼ぐ間に、カバーがリターナーまで迫り、相手のリターンを許しません。日本一リターナー、しみけんこと#83清水でさえも思うようなリターンが稼げません。いやはや、とにかく凄まじい試合です。あまりの激しいタックルに、しみけんも少々脚を傷めた雰囲気もあり、後に響かないかちょっと心配でもあります。
1Qは7-0で終わると、2Q、インパルスの攻撃でQB#8高田からWR#7長谷川へのホットラインが開通、超ロングパスが通り、一瞬で相手陣に攻め込みます。これも、もう一息でタッチダウンかと思われましたが、シーガルズDB#7金子のギリギリの足首に届いたかというタックルで止められます。この後は細かくランで繋ぎ、相手陣前に迫ると、高田が自らボールをキープしてエンドゾーンに走り込みタッチダウン、7-7と試合をふりだしに戻します。
しかし、シーガルズも負けていません。試合再開のキックオフから#4木下を起点にランパス取り混ぜて相手陣前にまで持ち込むと、シーガルズ得意のスペシャルプレーが炸裂します。QB#17村上からRB#36白木へバックパス、さらにその白木からWR#83清水へのタッチダウンパスが通り、TFPも成功で14-7と再び勝ち越します。
そういえば、去年の試合でもこのプレーがありましたね。その時はTFPでも同じプレーで2点コンバージョンを決めていました。シーガルズのお得意のプレーのひとつですね。っていうか、シーガルズ、こういうスペシャルプレーが随所で出てきます。前半も、失敗しましたが4thダウンからパントと見せかけて、キッカーがボールをキープして走るなんてのが出ていましたね。
この後、インパルスのFG失敗もあり、前半はシーガルズのリードで折り返します。
もう、この試合は攻撃の詳細よりも、ディフェンスの動きから目が離せません。ここぞ、という所の両チームの踏ん張りは素晴らしいというよりも凄まじいです。突き刺さるようなタックルでファンブルを誘ってのターンオーバーが多いです。
後半3Qは、シーガルズの攻撃から始まります。
しかし、ここをファーストダウンを許さずにパントで攻守交代とすると、インパルスの攻撃陣、再びQB#8高田からWR#7長谷川への超ロングパス。さきほど2Qの再現のようなパスでした。ここはシーガルズ#47寺田が先ほどと同じように足首ギリギリへのタックルで止めますが、エンドゾーンまで10ヤードを切る位置、ここから今度はRB#20石野がエンドゾーンに走り込みタッチダウンを決めて14-14と追いつきます。
シーガルズ、この辺からちょっと気合いが空回りか、反則が目につくようになります。同点に追いつかれたタッチダウンも反則がらみで大きく罰退して、相手に有利なポジションを渡してしまっていますし・・・どうも、この辺から試合の流れが変わってきているようです。
試合は、お互いのディフェンスの踏ん張りで膠着状態となります。ここは踏んばりどころ・・・ですが、流れはインパルスに傾きつつあるようです。
シーガルズの#4木下からのパスをレシーバーが弾き、それをダイレクトで押さえたのが味方の選手・・・とおもいきや、それがOL#74工藤とは。
ええ、オフェンスラインの選手は、どのようなシチュエーションであれ(最初のスナップはプレー前となるので)プレー中のボールに触る事は許されないのです。
もちろん、このプレーも反則。
オフェンスラインの哀悲を感じるプレーと、その直後の選手の表情でした。
ボールが胸に飛び込んでくれば、そりゃ押さえちゃいますよね。
後半に入って、インパルスのディフェンス陣がシーガルズQBにプレッシャーをかけてきます。
見ていると、どうも#4木下、プレッシャーに弱い感じ。素人目ではありますが、プレッシャーがかかると、一か八かでパスを出しているような気がしてなりません・・・と、案の定というか、インターセプトされてしまいます。
3Qはインパルスが同点においついて終わりますが、流れはインパルスにどんどん傾いている雰囲気、最終4Qでこれがどう動くか、鴎のよしみ(なんじゃそりゃ^^;;)でシーガルズ応援な私としては、かなりドキドキしています。
そして最終クォーター、インパルスのラン攻撃がいよいよ目覚めました。
RB#20石野の中央突破を軸にランで繋いで攻め込みます。さらに、RBを使うと見せて、QB高田が自ら走ったりと、相手に揺さぶりをかけて、相手陣10ヤードを切る所まで攻め込みます。さらにグイグイとランで攻め、4thダウンギャンブルもシーガルズの反則で1stダウンを獲得すると、RB#20石野が中央突破でエンドゾーンに飛び込んでのタッチダウン。ここはインパルスが力で押した攻撃でした。このTFPはしかし失敗でスコアは14-20。
インパルスに逆転を許しましたが、試合は4分半ほどを残し、シーガルズにもまだ十分なチャンスが残っています。
なんとか、タッチダウンを決めて(もちろんTFPも)逆転だ!と、必死で攻めるのですが、気になっていたQB木下のイチバチパスがインパルスLB#10東にインターセプトされてしまいます。ああーーっ!去年の決着が脳裏に甦ります・・・
結局残り1分半ほど・・・インパルスが悠々と時間を消費して試合終了。
凄まじいまでのハードヒットの応酬だったこの試合、去年に引き続いてパナソニック電工インパルスが勝ち上がることになりました。
破れたシーガルズ、相当この試合には思い入れがあったようですから、試合後も本当に悔しそうな表情でした。試合後に、応援してくれたスタンドのファンへのあいさつも、涙で言葉が出ません。
ああーーーっ、もう、ホント、来年こそは!!!
去年のプレーオフの2回戦で同じカードの対戦、タイブレークの延長戦までもつれた試合は、紙一重の差でインパルスの勝利となった対決、今年も熱い闘いの予感です。
去年の雪辱を果たしたいシーガルズに対して、ウェストディビジョンの優勝をあと一歩で逃したインパルスの意地。見所は尽きそうもありません。
しかも、某ヒデさんのコメントで気がつきましたが、両チームのQBは立命館の先輩後輩の対決なんですね。シーガルズ#4木下が、立命館から今年加入のルーキーQBなのですが、能力の高さは開幕戦で立証済みです。
こりゃ、もう、たまりませんよ。
さて、インパルスの攻撃で開始された試合ですが、お互い最初の攻撃はパントで終わります。それぞれのディフェンスチームの気合いがただ事ではありませんよ。凄まじい勢いでガッツンガッツンと弾丸が飛んでくるようなもんです。
アメフトはヘルメットやらショルダーパットやらの防具を身につけていますから、もうあらん限りの力とスピードで突っ込んできます。この辺、ラグビーよりも容赦ありません。まあ、ラグビーはラグビーで、この人たち生身で大丈夫なのかと心配になるようなタックルの連続ではありますが、なんていうのか、アメフトだと防具のおかげか、上手い選手になるほど突っ込む際に躊躇がありません。
それでもシーガルズの2回目の攻撃で相手陣前まで攻め込むと、QB#4木下のフェイクから#20古谷拓也への短いパスが通り、そのまま古谷がエンドゾーン左隅に走り込みタッチダウンを決めます。TFPも成功でシーガルズが7-0と先制します。
この試合、パントでも凄いです。滞空時間の長い軌跡のキックで時間を稼ぐ間に、カバーがリターナーまで迫り、相手のリターンを許しません。日本一リターナー、しみけんこと#83清水でさえも思うようなリターンが稼げません。いやはや、とにかく凄まじい試合です。あまりの激しいタックルに、しみけんも少々脚を傷めた雰囲気もあり、後に響かないかちょっと心配でもあります。
1Qは7-0で終わると、2Q、インパルスの攻撃でQB#8高田からWR#7長谷川へのホットラインが開通、超ロングパスが通り、一瞬で相手陣に攻め込みます。これも、もう一息でタッチダウンかと思われましたが、シーガルズDB#7金子のギリギリの足首に届いたかというタックルで止められます。この後は細かくランで繋ぎ、相手陣前に迫ると、高田が自らボールをキープしてエンドゾーンに走り込みタッチダウン、7-7と試合をふりだしに戻します。
しかし、シーガルズも負けていません。試合再開のキックオフから#4木下を起点にランパス取り混ぜて相手陣前にまで持ち込むと、シーガルズ得意のスペシャルプレーが炸裂します。QB#17村上からRB#36白木へバックパス、さらにその白木からWR#83清水へのタッチダウンパスが通り、TFPも成功で14-7と再び勝ち越します。
そういえば、去年の試合でもこのプレーがありましたね。その時はTFPでも同じプレーで2点コンバージョンを決めていました。シーガルズのお得意のプレーのひとつですね。っていうか、シーガルズ、こういうスペシャルプレーが随所で出てきます。前半も、失敗しましたが4thダウンからパントと見せかけて、キッカーがボールをキープして走るなんてのが出ていましたね。
この後、インパルスのFG失敗もあり、前半はシーガルズのリードで折り返します。
もう、この試合は攻撃の詳細よりも、ディフェンスの動きから目が離せません。ここぞ、という所の両チームの踏ん張りは素晴らしいというよりも凄まじいです。突き刺さるようなタックルでファンブルを誘ってのターンオーバーが多いです。
後半3Qは、シーガルズの攻撃から始まります。
しかし、ここをファーストダウンを許さずにパントで攻守交代とすると、インパルスの攻撃陣、再びQB#8高田からWR#7長谷川への超ロングパス。さきほど2Qの再現のようなパスでした。ここはシーガルズ#47寺田が先ほどと同じように足首ギリギリへのタックルで止めますが、エンドゾーンまで10ヤードを切る位置、ここから今度はRB#20石野がエンドゾーンに走り込みタッチダウンを決めて14-14と追いつきます。
シーガルズ、この辺からちょっと気合いが空回りか、反則が目につくようになります。同点に追いつかれたタッチダウンも反則がらみで大きく罰退して、相手に有利なポジションを渡してしまっていますし・・・どうも、この辺から試合の流れが変わってきているようです。
試合は、お互いのディフェンスの踏ん張りで膠着状態となります。ここは踏んばりどころ・・・ですが、流れはインパルスに傾きつつあるようです。
シーガルズの#4木下からのパスをレシーバーが弾き、それをダイレクトで押さえたのが味方の選手・・・とおもいきや、それがOL#74工藤とは。
ええ、オフェンスラインの選手は、どのようなシチュエーションであれ(最初のスナップはプレー前となるので)プレー中のボールに触る事は許されないのです。
もちろん、このプレーも反則。
オフェンスラインの哀悲を感じるプレーと、その直後の選手の表情でした。
ボールが胸に飛び込んでくれば、そりゃ押さえちゃいますよね。
後半に入って、インパルスのディフェンス陣がシーガルズQBにプレッシャーをかけてきます。
見ていると、どうも#4木下、プレッシャーに弱い感じ。素人目ではありますが、プレッシャーがかかると、一か八かでパスを出しているような気がしてなりません・・・と、案の定というか、インターセプトされてしまいます。
3Qはインパルスが同点においついて終わりますが、流れはインパルスにどんどん傾いている雰囲気、最終4Qでこれがどう動くか、鴎のよしみ(なんじゃそりゃ^^;;)でシーガルズ応援な私としては、かなりドキドキしています。
そして最終クォーター、インパルスのラン攻撃がいよいよ目覚めました。
RB#20石野の中央突破を軸にランで繋いで攻め込みます。さらに、RBを使うと見せて、QB高田が自ら走ったりと、相手に揺さぶりをかけて、相手陣10ヤードを切る所まで攻め込みます。さらにグイグイとランで攻め、4thダウンギャンブルもシーガルズの反則で1stダウンを獲得すると、RB#20石野が中央突破でエンドゾーンに飛び込んでのタッチダウン。ここはインパルスが力で押した攻撃でした。このTFPはしかし失敗でスコアは14-20。
インパルスに逆転を許しましたが、試合は4分半ほどを残し、シーガルズにもまだ十分なチャンスが残っています。
なんとか、タッチダウンを決めて(もちろんTFPも)逆転だ!と、必死で攻めるのですが、気になっていたQB木下のイチバチパスがインパルスLB#10東にインターセプトされてしまいます。ああーーっ!去年の決着が脳裏に甦ります・・・
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| 2008-11-23 01:26
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