今年もまったりとマリーンズの応援ができることに感謝。
by kawasaki-marins
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バーゼル美術館に後ろ髪引かれながらも、5kgはありそうな図録を購入することで折り合いをつけ、ベルンに向かいます。
ベルンに着いて向かったのが、パウル・クレー・センター。バスみたいな、路面電車みたいな、謎の乗り物に乗って行きます。よくぞたどり着けたなあと(^^;;)
ここは、パウルクレーの美術館というよりは、現代美術の体験という感じでした。バーゼル美術館を見た後だと、観光客としてはちょっと微妙な感じでしたが、地元の子供たちとおぼしき子供らが大勢いて、ワークショップなどで作品を作っていたり、楽しそうでしたよ。
パウル・クレー・センターからベルン市街に戻りますが、路面電車みたいなのはちょっと手前で降りて撮影タイム。ベルン市街がいい感じで眺められるスポットをチェックしていたわけですよ、ふふふ。
こんな感じで土手というか、ちょっと山に入る途中からの眺めです。
スイスに入って、ジュネーブ、ローザンヌ、バーゼル、ベルンと、いくつかの街をちょい歩きしましたが、どこの街にも教会の塔があって、しかもどこもちょっとずつ補修工事が行われていました。何百年と現役で使われている建築物をこうやって大切にしているんだなあ、と、ちょっとシミジミしてしまう土木屋のかわまりなのでした。
古い建物の補修工事が気になります(^^;;)
てくてくと街に向かって歩きますと、途中にクマが飼育されている広場がありました。
これはクマの人形。
ベルンのシンボルらしき旗もクマの絵ですし、何やら、クマに曰くがある街なんだなあと思いながらベルンの旧市街に向かいます。
旧市街の大通りには、こんな噴水が等間隔に設置されています。それぞれに彫刻が飾られていて、自分がどこにいるのか分かりやすく・・・なってるんじゃないかと思うんですが、そもそも位置関係が分かっていないから・・・ダメじゃんね(^^;;)
大通りには、アインシュタインが住んでいた家があるということで・・・どこ?どこ?もう、なかなか分からなくて、歩きましたよ。
ですがようやっと。
ん、んん、んんん!あれは!
こんなところから!
いた!
おおっ、写真が飾られていていて、この街をアインシュタインが歩きまわっていたのかと思うと、なんかあやかれそうな気がしなくもなくもないかと。
大通りにはからくり時計っぽい時計が設置された塔なんかもあって、スイスっぽさ満載(スイス=時計というイメージらしい)
そんなこんなで、ヨーロッパの街を堪能し、晩ごはんに食べたチーズフォンデュで酔っ払って(ホント)、電車がなくなったら困る!と思って慌ててグリンデルワルドに戻りましたが・・・なーんだ、まだ2時間くらいはゆっくりしていられたじゃん!と、電車の時刻表をチェックして、しーまったー、だったのでした。
教訓。下戸の人は、チーズフォンデュで酔っ払います。気をつけませう。
ベルンに着いて向かったのが、パウル・クレー・センター。バスみたいな、路面電車みたいな、謎の乗り物に乗って行きます。よくぞたどり着けたなあと(^^;;)
ここは、パウルクレーの美術館というよりは、現代美術の体験という感じでした。バーゼル美術館を見た後だと、観光客としてはちょっと微妙な感じでしたが、地元の子供たちとおぼしき子供らが大勢いて、ワークショップなどで作品を作っていたり、楽しそうでしたよ。
パウル・クレー・センターからベルン市街に戻りますが、路面電車みたいなのはちょっと手前で降りて撮影タイム。ベルン市街がいい感じで眺められるスポットをチェックしていたわけですよ、ふふふ。
こんな感じで土手というか、ちょっと山に入る途中からの眺めです。
スイスに入って、ジュネーブ、ローザンヌ、バーゼル、ベルンと、いくつかの街をちょい歩きしましたが、どこの街にも教会の塔があって、しかもどこもちょっとずつ補修工事が行われていました。何百年と現役で使われている建築物をこうやって大切にしているんだなあ、と、ちょっとシミジミしてしまう土木屋のかわまりなのでした。
古い建物の補修工事が気になります(^^;;)
てくてくと街に向かって歩きますと、途中にクマが飼育されている広場がありました。
これはクマの人形。
ベルンのシンボルらしき旗もクマの絵ですし、何やら、クマに曰くがある街なんだなあと思いながらベルンの旧市街に向かいます。
旧市街の大通りには、こんな噴水が等間隔に設置されています。それぞれに彫刻が飾られていて、自分がどこにいるのか分かりやすく・・・なってるんじゃないかと思うんですが、そもそも位置関係が分かっていないから・・・ダメじゃんね(^^;;)
大通りには、アインシュタインが住んでいた家があるということで・・・どこ?どこ?もう、なかなか分からなくて、歩きましたよ。
ですがようやっと。
ん、んん、んんん!あれは!
こんなところから!
いた!
おおっ、写真が飾られていていて、この街をアインシュタインが歩きまわっていたのかと思うと、なんかあやかれそうな気がしなくもなくもないかと。
大通りにはからくり時計っぽい時計が設置された塔なんかもあって、スイスっぽさ満載(スイス=時計というイメージらしい)
そんなこんなで、ヨーロッパの街を堪能し、晩ごはんに食べたチーズフォンデュで酔っ払って(ホント)、電車がなくなったら困る!と思って慌ててグリンデルワルドに戻りましたが・・・なーんだ、まだ2時間くらいはゆっくりしていられたじゃん!と、電車の時刻表をチェックして、しーまったー、だったのでした。
教訓。下戸の人は、チーズフォンデュで酔っ払います。気をつけませう。
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by kawasaki-marins
| 2014-09-20 00:01
| 日々雑事
土曜の深夜にジュネーブ入りし、日曜は移動日で月曜はフィルストからハイキングと、何となくスイスの雰囲気にも慣れてきた4日目でしたが、あいにくとお天気は下り坂になってしまいました。
スイスなんて、広さとしては九州とどっこいどっこいだそうですから、お天気の傾向も国内でそんなに変わらないだろうなあ、ということは山方面はダメっぽいなあ、ということで、4日目は街方面に向かうことにしました。
スイス国鉄は国じゅうに鉄道網が張り巡らされ、都市間の移動は楽ちん。スイス(フレキシー)パスなるものがあって、その有効期間内はスイス国鉄プラスアルファが乗り放題&それ以外も割引になったりと非常にお得になっています。
スイスパスは有効期間内の全日乗り放題になるのですが、フレキシーパスの方は指定した日のみ乗り放題となる違いがあります。
どちらのパスも日本でいえば急行、特急クラスの列車も乗り放題、さらには15歳以下の子どもは無料という、旅行者には非常にありがたいパスです。
我が家では、グリンデルワルトに滞在ですので、フレキシーパス3日分にしました。
ジュネーブからグリンデルワルトまでの移動で1日分、帰りの分で1日分、そして街歩き用に1日分のつもりです。
ということで、火曜日は朝から電車に乗ってお出かけです。
グリンデルワルトからいったんインターラーケンに降りて乗り換え、ベルン経由でバーゼルに向かいます。
何がいいって、スイスの鉄道は乗り継ぎがとてもスムーズで、この旅行中、乗り継ぎで一番待ったのも15分程度でした。これなら、長距離の鉄道旅行も苦じゃないかもしれません。
鉄道での移動中は頭の中で「世界の車窓から」が鳴り続けている状況(笑)
ですが、都市部に近づくとこんな眺めも・・・
これは電車に描かれていたものですが、線路脇の壁とかにびっしりとこの手のラクガキが増えてきます。っていうか、この電車に描かれていたのが、ラクガキなのかあえてデザインしたのかが謎なのですが・・・
まあ、スイスにもヒップホップ系の若者がいることはわかります、ええ。
確か一回ベルンで乗り換えてバーゼルまで、2時間ちょっとくらいだったかしら・・・亭主に任せっきりだったので、覚えていなかったりするダメ女房ですスミマセン・・・
まあともかくバーゼルについて、時たま雨もぱらつく中ウロウロと歩き出します。まずはバーゼルの市庁舎とやらを目指しました。
街の中にマーケットみたいな広場があって、どれが市庁舎かいなと思ってみますと、どうやら一番ど派手な赤塗りの建物らしいぞと。
中庭には彫刻が置かれていて、勝手に入っていいようです。
壁画は町の伝説?なのか、言葉は分からないし、下調べもしていませんでしたのでよくわかりませんが、何やら由緒正しげな雰囲気ですね。
市庁舎から、ライン川まで足を伸ばしてみました。もうちょっと行けばフランスとドイツとの国境なんですね。地続きで違う国っていうのはやっぱり不思議です。
さて、観光客は欲張りです。バーゼルといえば、市立美術館。
なんとかたどり着いて、フレキシーパスの威力でタダ(だったかなー、チケットは亭主に任せきりでよくわかっていません^^;;)
さすがに、美術館ですので写真はありませんが、これがもう、世界の宝クラスの名作が当たり前のように展示してある凄さですよ。マジで、バーゼルに住んでもいいと思いましたね、ええ。
しかし、そのバーゼル美術館もひととおり眺めて、名残惜しいですが午前中でバーゼルを離れてベルンに向かいます。
スイスなんて、広さとしては九州とどっこいどっこいだそうですから、お天気の傾向も国内でそんなに変わらないだろうなあ、ということは山方面はダメっぽいなあ、ということで、4日目は街方面に向かうことにしました。
スイス国鉄は国じゅうに鉄道網が張り巡らされ、都市間の移動は楽ちん。スイス(フレキシー)パスなるものがあって、その有効期間内はスイス国鉄プラスアルファが乗り放題&それ以外も割引になったりと非常にお得になっています。
スイスパスは有効期間内の全日乗り放題になるのですが、フレキシーパスの方は指定した日のみ乗り放題となる違いがあります。
どちらのパスも日本でいえば急行、特急クラスの列車も乗り放題、さらには15歳以下の子どもは無料という、旅行者には非常にありがたいパスです。
我が家では、グリンデルワルトに滞在ですので、フレキシーパス3日分にしました。
ジュネーブからグリンデルワルトまでの移動で1日分、帰りの分で1日分、そして街歩き用に1日分のつもりです。
ということで、火曜日は朝から電車に乗ってお出かけです。
グリンデルワルトからいったんインターラーケンに降りて乗り換え、ベルン経由でバーゼルに向かいます。
何がいいって、スイスの鉄道は乗り継ぎがとてもスムーズで、この旅行中、乗り継ぎで一番待ったのも15分程度でした。これなら、長距離の鉄道旅行も苦じゃないかもしれません。
鉄道での移動中は頭の中で「世界の車窓から」が鳴り続けている状況(笑)
ですが、都市部に近づくとこんな眺めも・・・
これは電車に描かれていたものですが、線路脇の壁とかにびっしりとこの手のラクガキが増えてきます。っていうか、この電車に描かれていたのが、ラクガキなのかあえてデザインしたのかが謎なのですが・・・
まあ、スイスにもヒップホップ系の若者がいることはわかります、ええ。
確か一回ベルンで乗り換えてバーゼルまで、2時間ちょっとくらいだったかしら・・・亭主に任せっきりだったので、覚えていなかったりするダメ女房ですスミマセン・・・
まあともかくバーゼルについて、時たま雨もぱらつく中ウロウロと歩き出します。まずはバーゼルの市庁舎とやらを目指しました。
街の中にマーケットみたいな広場があって、どれが市庁舎かいなと思ってみますと、どうやら一番ど派手な赤塗りの建物らしいぞと。
中庭には彫刻が置かれていて、勝手に入っていいようです。
壁画は町の伝説?なのか、言葉は分からないし、下調べもしていませんでしたのでよくわかりませんが、何やら由緒正しげな雰囲気ですね。
市庁舎から、ライン川まで足を伸ばしてみました。もうちょっと行けばフランスとドイツとの国境なんですね。地続きで違う国っていうのはやっぱり不思議です。
さて、観光客は欲張りです。バーゼルといえば、市立美術館。
なんとかたどり着いて、フレキシーパスの威力でタダ(だったかなー、チケットは亭主に任せきりでよくわかっていません^^;;)
さすがに、美術館ですので写真はありませんが、これがもう、世界の宝クラスの名作が当たり前のように展示してある凄さですよ。マジで、バーゼルに住んでもいいと思いましたね、ええ。
しかし、そのバーゼル美術館もひととおり眺めて、名残惜しいですが午前中でバーゼルを離れてベルンに向かいます。
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by kawasaki-marins
| 2014-09-20 00:00
| 日々雑事
スイスでの2泊目はグリンデルワルトの貸別荘でした。今回はこの貸別荘を拠点にしてあちこちの山を見に歩くそうですよ。
貸別荘ってどんなもんかと思ったら、3階建の小さなアパートメントで、大小7室ほどになっているようでした。
わが家で借りたのは2ベッドルームの部屋で、ベッドルームが2部屋の他は、リビングルームとキッチン、バスルームとなっていました。玄関を入ってのホール?がやたら広いのと、独立したクローゼットの部屋があったりと、結構ゆったりした作りではあったのですが、リビングルームがちょっと狭かったかな。8畳ほどの部屋に無理やりソファーが2つとダイニングテーブルが詰め込まれている感じになっていましたから(^^;;
まあ、アイガーが見える部屋を2つ(リビングルームとベッドルームひとつ)作りたかったんだろうなあ、という気持ちはよくわかりましたけどね(^^)
リビングルームとベッドルームのひとつからはドドーンとアイガーがそびえている様子が見えます。到着した当日は雲がかかっていましたが、翌朝、夜明け前にふと目が覚めて窓の外をみると、なんと!
これですもの。いっぺんに眠気が吹き飛びましたね。
夜が明けていくにしたがって表情が変わっていく山の姿は素晴らしい景色でした。
今回は山を見る旅ですので、お天気は重要です。貸別荘に滞在して、行動はお天気を見つつ、ということにしました。
予定としては、一日はグリンデルワルトでハイキング、一日はヨーロッパで一番標高が高い駅というユングフラウヨッホまで登山鉄道で。もう一日は、ちょっと遠出をしてツェルマットまで出てゴルナーグラートまで、こちらも登山鉄道で上がってマッターホルンを見に行くつもりでいます。
さらには、8月1日はスイスの建国記念日だそうで、お祭りになるということですのでそれもちょっと見てみたいなあと思っていたり、合間を縫って、バーゼルまで美術館も見に行こうという、せっかくスイスに来たんだからという欲張った計画。
個人旅行なので、お天気にあわせて行動できるのはメリットでしょうか。
そんなわけで、初日はお天気も良さそうでしたので、グリンデルワルトのハイキングということにしました。早目に別荘に帰って、本当は到着した時に会って別荘の説明をしてくれるはずだった、別荘のオーナーさんにも会わなくてはいけないようですし。
ということで、娘たちも起きてきて、前日に買い出ししておいたシリアルや玉子で朝食を済ませ、いよいよ、アルプスの旅本番です。
7時過ぎに別荘を出発。グリンデルワルトのメインストリートを少し歩いたところにあるロープウェイというかゴンドラの乗り場に向かいます。向かうのはフィルスト展望台。この展望台からバッハアルプという湖を目指して歩き、さらには峠を超えてブスアルプまで出るという予定だそうです。
が・・・ゴンドラが動くのは8時過ぎからだそうで(^^;;
しゃーない、向かいに見える山でも眺めていましょうかね、氷河に削られたとおぼしき絶壁がすごいです。
って、ゴンドラ待ってるのって日本人ばっかり・・・グリンデルワルトは日本人が多いとは聞いていましたが、いや、その割合を超えて多いような気が・・・遊びまで律儀な日本人なんでしょうかね(^^;;
ゴンドラは、中間駅が2箇所あって、それぞれにいろいろと遊べるところがあるようですが、今回は最上部のフィルスト展望台まで上がります。グリンデルワルトからフィルスト展望台までは30分ほどでしたか、ゴンドラからの眺めも素晴らしい、まさにアルプスという絶景です。
ですが、ゴンドラを降りるとそれはそれはもう圧倒される景色が・・・
こんな感じのハイキングの道を歩きます。もう、見る景色すべてアルプス!テンション上がりまくってましたね。
バッハアルプまではほとんど平坦な道で楽勝モードでした。
快晴なら、湖面に映るアイガーという景色が見られるそうですが、残念ながら、雲がかかっていました。でも、これも味のうち。まさに「アルプスの少女ハイジ」の世界です。なだらかに広がる山肌に咲く花に朝露がついてキラキラと、まさに宝石のように綺麗でした・・・
いやほんと、ハイジがクララを山に連れてきたかったわけが良くわかりましたよ。
ここから、亭主はナントカいう山の方に登りたかったようなのですが、その手前のちょっとした峠を登るだけでヒイヒイな私・・・そんなわけで、峠からはそのまま降りて、ブスアルプを目指します。
ん、ちょっと待て。湖まではたくさん人が歩いていたけど、峠方面にくる人は少ないような・・・必死に赤白の矢印をたどって歩いているのですが、ほんとにこっちにくる人少ないよ?やたらと牛が増えてきたけど・・・道はあってるよね?
ヒイコラいいながら何とかブスアルプに着きました。ふぅ。
集落に近づき、民家や牛小屋が数件見えるようになると、道も舗装路になり、牛小屋作業に来たらしき車がスバルだったりするのは、スイスの人たちもわかってるねえ、なんてひとコマ。
ブスアルプというのは集落の名前らしく、バス乗り場兼のレストランが一軒ある他は牛小屋が点在するばかり。このレストランで一息、アイスが身体に染み渡りましたねぃ。
ここからはバスでグリンデルワルトに戻りました。
別荘に戻って、オーナーさんにも会うことができて一安心。
明日からはお天気が崩れるそうなんですが、さあ、どうしましょうか。
貸別荘ってどんなもんかと思ったら、3階建の小さなアパートメントで、大小7室ほどになっているようでした。
わが家で借りたのは2ベッドルームの部屋で、ベッドルームが2部屋の他は、リビングルームとキッチン、バスルームとなっていました。玄関を入ってのホール?がやたら広いのと、独立したクローゼットの部屋があったりと、結構ゆったりした作りではあったのですが、リビングルームがちょっと狭かったかな。8畳ほどの部屋に無理やりソファーが2つとダイニングテーブルが詰め込まれている感じになっていましたから(^^;;
まあ、アイガーが見える部屋を2つ(リビングルームとベッドルームひとつ)作りたかったんだろうなあ、という気持ちはよくわかりましたけどね(^^)
リビングルームとベッドルームのひとつからはドドーンとアイガーがそびえている様子が見えます。到着した当日は雲がかかっていましたが、翌朝、夜明け前にふと目が覚めて窓の外をみると、なんと!
これですもの。いっぺんに眠気が吹き飛びましたね。
夜が明けていくにしたがって表情が変わっていく山の姿は素晴らしい景色でした。
今回は山を見る旅ですので、お天気は重要です。貸別荘に滞在して、行動はお天気を見つつ、ということにしました。
予定としては、一日はグリンデルワルトでハイキング、一日はヨーロッパで一番標高が高い駅というユングフラウヨッホまで登山鉄道で。もう一日は、ちょっと遠出をしてツェルマットまで出てゴルナーグラートまで、こちらも登山鉄道で上がってマッターホルンを見に行くつもりでいます。
さらには、8月1日はスイスの建国記念日だそうで、お祭りになるということですのでそれもちょっと見てみたいなあと思っていたり、合間を縫って、バーゼルまで美術館も見に行こうという、せっかくスイスに来たんだからという欲張った計画。
個人旅行なので、お天気にあわせて行動できるのはメリットでしょうか。
そんなわけで、初日はお天気も良さそうでしたので、グリンデルワルトのハイキングということにしました。早目に別荘に帰って、本当は到着した時に会って別荘の説明をしてくれるはずだった、別荘のオーナーさんにも会わなくてはいけないようですし。
ということで、娘たちも起きてきて、前日に買い出ししておいたシリアルや玉子で朝食を済ませ、いよいよ、アルプスの旅本番です。
7時過ぎに別荘を出発。グリンデルワルトのメインストリートを少し歩いたところにあるロープウェイというかゴンドラの乗り場に向かいます。向かうのはフィルスト展望台。この展望台からバッハアルプという湖を目指して歩き、さらには峠を超えてブスアルプまで出るという予定だそうです。
が・・・ゴンドラが動くのは8時過ぎからだそうで(^^;;
しゃーない、向かいに見える山でも眺めていましょうかね、氷河に削られたとおぼしき絶壁がすごいです。
って、ゴンドラ待ってるのって日本人ばっかり・・・グリンデルワルトは日本人が多いとは聞いていましたが、いや、その割合を超えて多いような気が・・・遊びまで律儀な日本人なんでしょうかね(^^;;
ゴンドラは、中間駅が2箇所あって、それぞれにいろいろと遊べるところがあるようですが、今回は最上部のフィルスト展望台まで上がります。グリンデルワルトからフィルスト展望台までは30分ほどでしたか、ゴンドラからの眺めも素晴らしい、まさにアルプスという絶景です。
ですが、ゴンドラを降りるとそれはそれはもう圧倒される景色が・・・
こんな感じのハイキングの道を歩きます。もう、見る景色すべてアルプス!テンション上がりまくってましたね。
バッハアルプまではほとんど平坦な道で楽勝モードでした。
快晴なら、湖面に映るアイガーという景色が見られるそうですが、残念ながら、雲がかかっていました。でも、これも味のうち。まさに「アルプスの少女ハイジ」の世界です。なだらかに広がる山肌に咲く花に朝露がついてキラキラと、まさに宝石のように綺麗でした・・・
いやほんと、ハイジがクララを山に連れてきたかったわけが良くわかりましたよ。
ここから、亭主はナントカいう山の方に登りたかったようなのですが、その手前のちょっとした峠を登るだけでヒイヒイな私・・・そんなわけで、峠からはそのまま降りて、ブスアルプを目指します。
ん、ちょっと待て。湖まではたくさん人が歩いていたけど、峠方面にくる人は少ないような・・・必死に赤白の矢印をたどって歩いているのですが、ほんとにこっちにくる人少ないよ?やたらと牛が増えてきたけど・・・道はあってるよね?
ヒイコラいいながら何とかブスアルプに着きました。ふぅ。
集落に近づき、民家や牛小屋が数件見えるようになると、道も舗装路になり、牛小屋作業に来たらしき車がスバルだったりするのは、スイスの人たちもわかってるねえ、なんてひとコマ。
ブスアルプというのは集落の名前らしく、バス乗り場兼のレストランが一軒ある他は牛小屋が点在するばかり。このレストランで一息、アイスが身体に染み渡りましたねぃ。
ここからはバスでグリンデルワルトに戻りました。
別荘に戻って、オーナーさんにも会うことができて一安心。
明日からはお天気が崩れるそうなんですが、さあ、どうしましょうか。
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by kawasaki-marins
| 2014-09-07 18:45
| 日々雑事
スイスにはもちろん飛行機で行くわけですが、なにしろ、生まれて初めての海外旅行、十何時間も飛行機に乗ってるのも初めての経験です。どう過ごせばいいのか・・・と、結局、本を読んでたわけですが。ええ、新田次郎の「孤高の人」とか読んでました。ここは「アイガー北壁」じゃないかとも思ったんですけどね(^^;;
さて、昼過ぎに羽田空港発の飛行機は一時間遅れで出発。フランクフルト到着が当日の夕方、さらに乗継のジュネーブ行の飛行機も一時間遅れで、ジュネーブに着いたらもう夜中でした。まあ、予定通りではありますけど、さすがにちと疲れましたね。
初日は空港近くのホテルに宿泊。朝起きてみると、ホテル前に白樺が植えられていたあたり、緯度と標高を感じました。
スイス初日の日曜日は移動日、ですが、せっかくですのでジュネーブの街と、途中のローザンヌの街を少し見物しながら、今回滞在するグリンデルワルトに向かうことにします。
ちょろっと歩いただけですが、古い建物の街並みは本当に綺麗です。日曜日の朝ということもあってか、街中も静かなもんですね。
大聖堂の裏手の見晴らし台みたいな広場からは、大噴水も見えていました。これを眺めていたら、大聖堂の鐘が鳴り始め、するとそれに答えるようにあちこちの教会の鐘が鳴りだします。街が鐘の音であふれるようで、教会が日常に密接に関わっているんだろうなあと感じさせるものがありました。
ジュネーブを慌ただしく後にして、ローザンヌで途中下車してみます。
ここでも大聖堂をちょこっと眺めます。
大聖堂の中の彫刻。ステンドグラスも綺麗でしたが、写真失敗(TT
重厚な建物の美術館にも寄ってみました。
スイスでは、外国人旅行者向けに、スイス国鉄が乗り放題になる「スイス(フレキシー)パス」なるものがあって、今回の旅行でも活用したのですが、これを持っているとスイスの美術館やら何やらの入場料がお得、というかぶっちゃけほとんどのところでタダという、使わにゃ損状態だったりするわけなのですよ。
そんな感じで、慌ただしくはありましたがちょっとスイスの街を眺めながら、いよいよグリンデルワルトに向かいます。
スイスフレキシーパスを購入していますので、この日は電車に乗り放題、都市間特急を利用して、ローザンヌからいったんベルンに出て、そこからインターラーケンオストという駅へ。ここで鈍行列車でいよいよグリンデルワルトに向かいます。インターラーケンからはどんどん山に入り、氷河で削られたものとおぼしき崖の隙間を登っていくと・・・
残念、雲っていましたが、この雲の向こうにアイガーがあるはずです。
さて、昼過ぎに羽田空港発の飛行機は一時間遅れで出発。フランクフルト到着が当日の夕方、さらに乗継のジュネーブ行の飛行機も一時間遅れで、ジュネーブに着いたらもう夜中でした。まあ、予定通りではありますけど、さすがにちと疲れましたね。
初日は空港近くのホテルに宿泊。朝起きてみると、ホテル前に白樺が植えられていたあたり、緯度と標高を感じました。
スイス初日の日曜日は移動日、ですが、せっかくですのでジュネーブの街と、途中のローザンヌの街を少し見物しながら、今回滞在するグリンデルワルトに向かうことにします。
ちょろっと歩いただけですが、古い建物の街並みは本当に綺麗です。日曜日の朝ということもあってか、街中も静かなもんですね。
大聖堂の裏手の見晴らし台みたいな広場からは、大噴水も見えていました。これを眺めていたら、大聖堂の鐘が鳴り始め、するとそれに答えるようにあちこちの教会の鐘が鳴りだします。街が鐘の音であふれるようで、教会が日常に密接に関わっているんだろうなあと感じさせるものがありました。
ジュネーブを慌ただしく後にして、ローザンヌで途中下車してみます。
ここでも大聖堂をちょこっと眺めます。
大聖堂の中の彫刻。ステンドグラスも綺麗でしたが、写真失敗(TT
重厚な建物の美術館にも寄ってみました。
スイスでは、外国人旅行者向けに、スイス国鉄が乗り放題になる「スイス(フレキシー)パス」なるものがあって、今回の旅行でも活用したのですが、これを持っているとスイスの美術館やら何やらの入場料がお得、というかぶっちゃけほとんどのところでタダという、使わにゃ損状態だったりするわけなのですよ。
そんな感じで、慌ただしくはありましたがちょっとスイスの街を眺めながら、いよいよグリンデルワルトに向かいます。
スイスフレキシーパスを購入していますので、この日は電車に乗り放題、都市間特急を利用して、ローザンヌからいったんベルンに出て、そこからインターラーケンオストという駅へ。ここで鈍行列車でいよいよグリンデルワルトに向かいます。インターラーケンからはどんどん山に入り、氷河で削られたものとおぼしき崖の隙間を登っていくと・・・
残念、雲っていましたが、この雲の向こうにアイガーがあるはずです。
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by kawasaki-marins
| 2014-08-10 21:29
| 日々雑事
気がつけば、勤続ン周年ということで、私の職場では「リフレッシュ休暇」なる連続5日間のお休みを取得できる権利が発生。亭主の勤め先にも似たような制度があるんだそうですが、なんと、旅行券支給ありなんだそうで・・・そんなわけで、山登りに目覚めてしまった亭主は、何年も前からリフレッシュ休暇を使ってスイスに行くぞと計画していたのでした。
ですが、スイスに行くならむしろ冬でしょ?とか、ヨーロッパに行くならむしろスペインでガウディやカラトラバの作品を見たいのだが、という私の意向はまるで無視された上、貸別荘で自炊だとか、荷物は山歩き用のリュックで着替えも3日分とか、すっかり山歩き旅が計画されていて、スイスに恨みはありませんが少々むかっ腹がたった私。自炊だってわたしゃ料理も洗濯もしないよ、とか、山登りなんて無理だから!と、全部を亭主にひっかぶせての旅となったのでした。
出発は7月26日の土曜日で、フランクフルトを経由して土曜の深夜にジュネーブ着。そこで一泊して目的地はグリンデルワルト。グリンデルワルトで一週間、8月1日の金曜日まで宿泊し、翌日2日にチューリッヒからミュンヘンを経由して東京に帰着というスケジュールです。
スイスでは、お天気をチェックしながらの行動だそうで、一日はアイガーを眺めるハイキング、もう一日はユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホまで登り、別の一日はツェルマットまで足を伸ばしてマッターホルンを見にいくとか言ってます。
山が嫌いなわけじゃありませんが、そんな山ばっかでどうすると文句を言ったら、一日は町歩きということでバーゼルとベルンに行こうということになりました。
何でバーゼルかって、うわさに聞く、バーゼル市立美術館を見に行きたかったのですよ。
まあそんなわけで、なんと今時、人生で初の海外旅行というものに出る私なのでした。
ですが、スイスに行くならむしろ冬でしょ?とか、ヨーロッパに行くならむしろスペインでガウディやカラトラバの作品を見たいのだが、という私の意向はまるで無視された上、貸別荘で自炊だとか、荷物は山歩き用のリュックで着替えも3日分とか、すっかり山歩き旅が計画されていて、スイスに恨みはありませんが少々むかっ腹がたった私。自炊だってわたしゃ料理も洗濯もしないよ、とか、山登りなんて無理だから!と、全部を亭主にひっかぶせての旅となったのでした。
出発は7月26日の土曜日で、フランクフルトを経由して土曜の深夜にジュネーブ着。そこで一泊して目的地はグリンデルワルト。グリンデルワルトで一週間、8月1日の金曜日まで宿泊し、翌日2日にチューリッヒからミュンヘンを経由して東京に帰着というスケジュールです。
スイスでは、お天気をチェックしながらの行動だそうで、一日はアイガーを眺めるハイキング、もう一日はユングフラウ鉄道でユングフラウヨッホまで登り、別の一日はツェルマットまで足を伸ばしてマッターホルンを見にいくとか言ってます。
山が嫌いなわけじゃありませんが、そんな山ばっかでどうすると文句を言ったら、一日は町歩きということでバーゼルとベルンに行こうということになりました。
何でバーゼルかって、うわさに聞く、バーゼル市立美術館を見に行きたかったのですよ。
まあそんなわけで、なんと今時、人生で初の海外旅行というものに出る私なのでした。
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by kawasaki-marins
| 2014-08-08 00:31
| 日々雑事
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