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少しずつでも

この、交通事故のニュース(下記引用)を聞いた時は、いろんな意味でショックでした。

3人の子供をいっぺんに失ったご両親の気持ちは想像することすらできませんし、飲酒運転の恐ろしさも改めて考えさせられました(実は、私の祖父も歩行中にヨッパライ運転のクルマにはねられて亡くなったんだそうです。伯母の結婚式の数日前のことだったそうです・・)

飲酒運転なのに一審の過失致死はちょっと甘いんじゃないの?と思っていましたので、ここで危険運転致死となったことで、改めて飲酒運転の恐ろしさを思い返して行きたいと思います。


で、土木技術者の端くれとして気になったのが、この事故が橋の上で起こったものだということ。

通常、橋の上には道路があって(当たり前?いえいえ、道路なんかない橋も結構あるんですよ^^;;)、転落防止の為の「高欄」あるいは「車両防護柵」が設置されています。

車両防護柵というのは、車両の転落防止、あるいは歩道への突っ込みの防止用として使用され、自動車の衝突に耐えうる強度になっています。
高欄というのは、通常は歩行者や自転車の転落防止用で、それなりの強度しかありません。(条件によっては車両防護柵と兼用のものもありますけどね)

この高欄や自動車防護柵の強度や設置位置などについては、国交省(というか外郭団体ですけど^^;;)による基準が決められていて、それに従って設計することになっています。

それで、ですね。
車道しかない橋の場合は両サイド車両防護柵が設置されるのですが、この、事故が起こった橋のような車道と歩道が分離されている場合、歩道側の転落防止の設備は車両防護柵じゃなくて高欄でOKだったんですね。

橋(道路)の断面を見るとこんな感じ。


 高                 防
 欄(歩道)             護
 ______ (  車  道  ) 柵
        __________


国道とかの高規格道路ですと、歩道と車道の間に(歩行者保護のために)車両防護柵が設置されるのですが、この事故が起こった橋梁の場合は、県道かなにかの地方道ということで、事故当時は特に何も無かったようです。(現在は防護柵が設置されたそうですが)

その昔、勉強熱心だった(?)若手技術者だった頃の私にはこれが納得いかなくて。

歩道に乗り上げたからってクルマの勢いが止まるとは限らないじゃん??
と、思った通りの事故が起こってしまった、と、胸が痛くなった記憶が甦ります。
おそらく、日本中の橋梁技術者が思ったことでしょう・・・

それでも、昨年には防護柵の設置基準も(この事故の反省もふまえて)改訂されました。
スイマセン、ここ何年も設計なんてやってないので、改訂内容の詳細までまだチェックしていないのですが(大汗

この事故に限らず、橋梁からの転落事故というのは実は結構あるんですが、結局コレだけのショッキングな事件にならないと動かないんですかね・・・飲酒云々はともかくとして、転落事故があるという時点で基準の見直しをしていないのか、ということに思いっきりショックを受けた私でした。確かに、既存の構造物をどうするかとかいろいろと問題はありますが・・・建設業界というのは、お上からしてちょっとアレなのかと・・・

と、お上への愚痴はともかくとして、多少は転落事故が減ると期待しましょう。




危険運転認め懲役20年 福岡3児死亡事故 「飲酒による故意」 高裁判決
5月15日15時7分配信 西日本新聞
 福岡市東区で2006年に起きた飲酒運転による3児死亡事故で、危険運転致死傷罪などに問われた元市職員今林大(ふとし)被告(24)の控訴審判決が15日、福岡高裁であった。陶山博生裁判長は「アルコールにより正常な運転が困難な状態だった」と認め、業務上過失致死傷罪と道交法違反(酒気帯び運転など)の罪で懲役7年6月(求刑懲役25年)とした一審・福岡地裁判決を破棄し、危険運転致死傷罪などを適用、懲役20年を言い渡した。幼い子ども3人の命が奪われた悲惨な飲酒事故で、危険運転致死傷罪の適否が最大の焦点だったが、高裁は一転して成立を認めた。今林被告は出廷しなかった。

 ●一審の「脇見」破棄
 判決理由で陶山裁判長は「事故現場の橋には中央線から歩道側に傾斜があり、時速100キロの速度で長時間の脇見運転は不可能」と指摘。事故原因について、飲酒により視覚能力が低下し、先行車の存在を間近に迫るまで認識できなかったとして、「脇見が原因とした一審判決の事実認定は誤り」と述べた。

 酔いの程度については「相当量の飲酒をし、体のバランスを崩すなど相当に酔っていることも自覚できていたと認められる」と判断。危険運転致死傷罪の適用に求められる「故意」を認定した。

 量刑理由については「3人の幼児の尊い生命を奪っており結果は重大。証拠隠滅まで画策しており、悪質だ」と述べた。

 控訴審で検察側は、事故状況の再現映像を証拠として提出。「道路の傾斜により脇見運転は不可能。被告はアルコールの影響で前方の車両を認識できなかった」として危険運転致死傷罪の適用を主張。弁護側は「事故は脇見運転が原因。被害車両にも過失がある」として、減刑を求めていた。

 08年の一審判決は、被告は蛇行運転や居眠り運転はしておらず、事故後の飲酒検知でも呼気1リットル当たりアルコール分0.25ミリグラムで酒気帯び運転の状態だったと認定。「事故は脇見運転が原因。正常な運転が困難な状態ではなかった」と判断し、危険運転致死傷罪の成立を否定していた。

 ●飲酒運転撲滅取り組む
 ▼吉田宏・福岡市長のコメント 元市職員がこのような判決を受ける事故を起こしたことをあらためて申し訳なく思っております。悲惨な事故を風化させないことが大事であると考えており、今後も全市をあげて飲酒運転撲滅運動に率先して取り組んでまいります。

=2009/05/15付 西日本新聞夕刊=

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by kawasaki-marins | 2009-05-16 00:03 | たまには時事ネタ | Comments(0)
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