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日々の活動記録、つーことで。


今年もまったりとマリーンズの応援ができることに感謝。
by kawasaki-marins
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恐いのは放射線じゃないみたいですよ

まったくのところ、大人がきちんと理解していないと、子供はさらに分からないですよね。
家庭でニュースを見て「放射線恐いわね・・」なんて中途半端な会話をしてるんでしょうなあ。家庭のレベルが垣間見えるってなもんですよ。
だいたいね、医療機関でも診察拒否とかもうアホすぎる。
いちばん恐いのはやっぱり人間だと、改めて実感するのでした。

っていうか、現在大切なのは、きちんとした放射線・放射性物質の知識を普及することじゃないのかしら。特に、定量的な判断と言うのが重要な状況になって来ていると思います。
もっとも、定量的な判断と言うのは専門家でも難しいケースが多いのですが、そこをナントカ噛み砕いてもらえないかと・・そのためにエラい先生方がいるわけで。ん、それは違うのかしら?(←もちろん皮肉)

大切なことなので、念のために書いておきますが
「放射線はうつりません」
(ただし、即死するレベルはちょっと話が違うのですが)

今朝だって、レベル7の事故だとか、ストロンチウム-90が検出された、というニュースにちょっと過敏に反応している人がネット上アチコチに見られましたし。
このレベルであれば、避難エリア外についてはまだまだ1960年代の大気中核実験の影響の方が大きいです。(避難エリア内は情報が無くて分からないです)
・・・とはいえ、このレベルであるうちに、一刻も早く原子炉を落ち着かせてくれないと、こんなことも言ってられなくなるのも事実なんですけどね。

だからとにかく,福島の現場で頑張ってもらうしかないわけです。東電や政府のエラい人たちがあんな状況で、現場の人たちはいろんな面で辛いと思いますが、技術者の心意気ってもんを見せてくれ!
分野は違えど、技術者の端くれとして、応援しています。



<東日本大震災>「放射能怖い」福島からの避難児童に偏見
毎日新聞 4月13日(水)22時17分配信

 原発事故で被ばくを恐れ福島県から避難してきた子供が「放射能怖い」と偏見を持たれるケースがあるとして、千葉県船橋市教委が全市立小中学校長らに配慮するよう異例の指導を行っていたことが分かった。福島県南相馬市から船橋市へ避難した小学生の兄弟の事例では、公園で遊んでいると地元の子供から露骨に避けられたという。兄弟は深く傷つき、両親らは別の場所へ再び避難した。大震災から1カ月たつが、福島第1原発の深刻な事態が収まる見通しは立っていない。知識の欠如に基づく差別や偏見が広がることを専門家は懸念している。【味澤由妃】

 南相馬市の小学生の兄弟のケースは、避難者の受け入れ活動に熱心な船橋市議の一人が把握し、市教委に指摘した。市議によると兄弟は小5と小1で、両親と祖父母の6人で震災直後船橋市内の親類宅に身を寄せ、4月に市内の小学校に転校、入学する予定だった。

 兄弟は3月中旬、市内の公園で遊んでいると、方言を耳にした地元の子供たちから「どこから来たの?」と聞かれた。兄弟が「福島から」と答えると、みな「放射線がうつる」「わー」と叫び、逃げていった。兄弟は泣きながら親類宅に戻り、両親らは相談。「嫌がる子供を我慢させてまで千葉にいる必要はない」と考え、福島市へ再び避難した。

 福島県から県内に避難し、この家族をよく知る男性は「タクシーの乗車や病院での診察を拒否された知人もいるようだ。大人たちでもこうなのだから、子供たちの反応も仕方がない。でも、当事者の子供はつらいだろう」と話す。

 市議の指摘を受け、船橋市教委は3月28日「(放射能への)大人の不安が子どもたちにも影響を与え、冷静な対応がとれなくなることが危惧される」として、避難児童に「思いやりをもって接し、温かく迎える」「避難者の不安な気持ちを考え言動に注意する」よう市立小中学校長らに通知した。

 市教委によると今月から市内の学校へ通う被災者・避難者の子供は43人で、うち38人は福島県出身という。

 避難児童を多数受け入れる市立行田西小学校の中村俊一校長は、「温かく迎えるのは言われなくても当たり前のこと」と強調。「放射能を巡る偏見や方言で児童を傷つけることがないよう注意深く見守ろうと、教職員に何度も話している。始業式や入学式で『いつか古里に帰れる日が来るでしょう。その時に船橋に来て良かった、友達ができて良かったと思ってもらえるよう仲良くしてください』と呼びかけた」と話す。

 市教委に指摘した市議は「話を聞き、心がさみしくなった。船橋の子供たちにはいつも『思いやりのある人になってほしい』と言っている」と話す。

   ◇  ◇

 千葉市稲毛区の放射線医学総合研究所(放医研)は福島第1原発事故直後の3月14日、放射線や被ばくを巡る電話相談窓口を開設。研究員や退職者6人が朝から深夜まで応対している。相談は主に首都圏から寄せられ、すでに6000件を超えている。

 震災直後は「原発近くに住む親類を家で受け入れたいが、自分の子に影響はないか」という内容が多かった。その後、避難者の数が増えると「アパートの入居で難色を示された」「福祉施設や病院で被ばく線量を調べるスクリーニング検査の証明書の提出を求められた」などの相談が急増した。

 今回の船橋のケースも踏まえ、放医研の柿沼志津子博士は「大人をまず教育したい。受け入れる側が心配すべきことは何もありません。むしろ心配しすぎる方が体に悪い」と指摘。「放射線について正確な知識に基づき、『正しく怖がる』ことが大切です。もっと勉強してほしいし、私たちも理解を深めてもらえるよう努力しなければならない」と話す。放医研は相談窓口(電話043・290・4003)を当面続けるという。



私だったら・・・「放射線がうつる」とか言われたら「おまえのアホがうつる」と言い返しちゃいそうだ(爆)
by kawasaki-marins | 2011-04-13 23:18 | たまには時事ネタ
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