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日々の活動記録、つーことで。


今年もまったりとマリーンズの応援ができることに感謝。
by kawasaki-marins
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キックに泣く

クラッシュボウル2008 法政大学トマホークス 14(7) - 14(6)日本大学フェニックス (味の素スタジアム)

先週、というか先々週ですか、12/7の日曜日に味の素スタジアムで行われた、関東大学リーグの優勝決定戦です。去年は見に行ったんですけどね、今年はテレビ放送もあるから・・・と思って行かなかったのが悔やまれる良い試合でした。
昨夜に放送があったのですが、録画してるからと思いつつも結局試合の迫力に最後までつきあっちゃいました。

去年のクラッシュで見た日大のQB平本くん(昨年は#12→#11に出世してました^^;)が、個人的な注目選手ですが、その他にも法政RB#29原くんなんてのもいい選手だそうです。
日大の重量ラインに法政がどうやって立ち向かって行くのかが見所となるでしょうか。

試合は1Qから拮抗です。日大の重厚ラインから繰り出される攻撃をギリギリ粘ってしのぐ法政ディフェンス、最初の攻撃はあわやタッチダウンかというパスをインターセプトでしのぎます。しかし、さすが重厚な日大ディフェンス、法政は最初に一度だけファーストダウン獲得するもののその後はひとつも前進できなくなります。
日大が一度はFGのチャンスを作るものの、#19岡野がゴールを外して失敗。これが後々まで響きましたね・・・結局1Qはお互い無得点。しかしまあ、いきなり見応えのある試合です。

2Qも、両校ディフェンスが粘ります。重厚な日大ディフェンスと粘りの法政ディフェンス。良い試合になってきました。
残り1分半ほどでの日大#26岩崎のFGをブロックで止めたところから、法政オフェンスが魅せます。#29原の「ライン際の魔術師」ばりのランで大きく前進すると、直後にパスを通して相手陣前に持ち込むと、続く攻撃で再び原のランであっさりとタッチダウンで先取点です。
前半残り30秒ほどで均衡が破られ、試合は後半に続きます。

後半3Q、今年もロンリーセンターなんてやってくれる法政オフェンスですが、今年はロス。ラインがぞろっと動くのが面白いですね(笑)後半に入って、さらに気合いが入る日大ディフェンス、得点はしたものの、やはりなかなか突破口がみつからない法政オフェンスです。
逆にQB#11平本がランにパスに冴えてきて、3Q残り4分ほどで相手陣前まで攻め込む日大、最後は平本がタックルを振りほどきつつエンドゾーンに飛び込んでタッチダウンを決め、ここはTFPのキックも決めて7-7の同点に追いつきました。
返す攻撃の法政、相手陣まで10ヤードほどの所まで良いテンポで攻め込みますが、ファンブルでターンオーバー、日大に攻撃権を渡します。
しかしこのウラは法政のディフェンスがあっさりと日大をパントに追い込み、攻撃権を再び獲得です。
この辺、法政に流れが寄ってきたような気もしてきたところで3Q終了、試合はいよいよ最終4Q、もはや死闘です。

4Q最初の攻撃は法政。ここは法政の1年生QBの#12山口がいい試合運びを見せます。残り12分ほどのところで#29原がエンドゾーンに駆け込むタッチダウンで再び勝ち越し、TFPも成功で14-7とします。
日大オフェンスも、#11平本を起点にランパスキープ取り混ぜて攻めますが、再び相手陣直前でインターセプト・・・日大の方が押していると言えば押しているのですが、どうにも流れが来ません。
残り5分ほどで、法政のパントから日大に攻撃権が移ります。この攻撃は平本のオンステージ。いいパスで陣を進めると、最後は10ヤードあまりを自分でキープしてエンドゾーンに飛び込んでタッチダウンです。ここもTFPが決まって残り4分ほどで14-14と再び同点に追いつきます。
法政の攻撃もファーストダウンを与えずに攻守交代し、これで流れをつかみたい日大でしたが、しかし、最後まで流れはつかみきれませんでした。

残り3分ほどで再び攻撃権を得る日大、なんとかフィールドゴール圏内に持ち込みます。しかし、今日はここまで2回のフィールドゴールを失敗している日大、三度目の正直なのか、二度あることは三度ある、なのか・・・残り40秒あまりで#26岩崎でFGを狙いにきました。

しかし、なんとここもFGをブロックされて失敗。ここまで3本のFGを、神様に見離されたかのように、ことごとく失敗している日大でした。

最後残った数十秒、勝利を目指してひたむきに攻める法政でしたが、結局両校同点のまま時間切れ、規定により両校優勝となったのでした。
去年のクラッシュボウルにも負けないいい試合を見せてもらいました。

しかし、今週末にせまった甲子園ボウルには1校しか出場できません。
そのため、タイブレークで出場校を決めることになっています。

最初は法政の攻撃から。
しかし1年生QB#12山口のパスをあっさりとインターセプトして得点を与えません。
これで俄然日大が有利となりました。なにしろ、タイブレークは相手陣25ヤードからの攻撃ですから、ちょっと厳しいですけど、いきなりFG圏内にいるようなものです。しかし法政も必死のディフェンスで陣を進めさせません。QBサックで10ヤード近くロスさせます。それでも再びパスで20ヤードあまりの所まで復帰し、4回目のFGトライ。
ですが、いったい今日はどうしたのでしょうか。
ここも#26岩崎がゴールを外してしまいます・・・あまりのことに実況席も声のトーンが落ちていました。(そういえば、実況は矢野さんでしたよ)

気を取り直して2回目のタイブレークは先攻を選んだ日大(一回ごとに攻守選べるのです)、#11平本から#19岡野へのど真ん中のタッチダウンパスが成功で6点を先取。しかし、なんということか、ここまでTFPだけは成功してきたのに、最後の最後で#26岩崎がTFPのキックも失敗してしまいます。
しかし、先攻でタッチダウンを決め、法政に大きなプレッシャーをかけられたのは大きいはずです。

最後、法政#85田島が地面ギリギリ、失敗と判定されても文句のないパスをギリギリのキャッチで相手陣2ヤードまで持ち込むと、最後は#29原が三たびタックルをひきつれながら倒れこんでのタッチダウン。そして最後のTFPは成功で法政のサヨナラとなったのでした。

なんとも劇的な幕切れ。
しかし、見ていても清々しい良い試合でした。関東学生リーグの歴史に残る試合だったと言って良いと思います・・・なんで見に行かなかったかなあ、本当に悔やまれますね・・・まあ、テレビで見られたのがせめてもの救いでしょうか。

今日はとにかく、日大の#26岩崎くんです。きっとこの日は悔しくて眠れなかったろうなあ。きっと、今頃はFGの練習しまくっているんじゃないかと・・・
この経験は忘れられないと思います。これに負けないで大きく成長して欲しいですね。現在3年生ですから、来年はこの悔しさをはらそう。
by kawasaki-marins | 2008-12-18 22:18 | アメフト2008
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