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2008年 07月 07日 ( 1 )

子供のころは空を飛べたよ

鉄の神経お許しを 他全短編キャプテン・フューチャー全集11 (創元SF文庫)
エドモンド・ハミルトン / / 東京創元社

虫の報せって言うんでしょうか、先月6日に翻訳家の野田昌宏氏が亡くなった、というニュースを目にするほんの数日前、たまたま本屋さんで見かけて買っていたのがこの本でした。

キャプテンフューチャーのシリーズは、昔はハヤカワ文庫から出版されていたのですが、この数年で復刊しているものは創元文庫からです。なにやらオトナの事情を感じますが・・・ま、何度か引っ越ししているうちに本もだいぶん処分しまして、いつの間にかキャプテンフューチャーの長編コンプリートも手元から離れてしまっていたので、再びコンプリートしたい欲も目覚めてしまいましたよ(^^;
とはいえ、一気に買い込むのもさすがに厳しかったので、長編は一通り読んでいますし、短編も実はほとんど読んではいるのですが、短編の他に掲載されていたキャプテンフューチャーのオリジナル小ネタが気になって買ったというわけです。

マニアックなネタで申し訳ありませんが、その昔、アメリカでキャプテンフューチャーが刊行された時は、実は雑誌の形態だったのです。それも、いわゆるパルプフィクションってなものですが、一冊丸ごとがキャプテンフューチャー。その名も「キャプテンフューチャー」誌。どどーんと、長編、短編が掲載され、その他にも登場人物のプロフィールやら舞台となる惑星の詳細設定やらが事細かに記事になっていたというわけです。ほら、なんだかワクワクしてきませんか?え、私だけ?(^^;;

宇宙マニアの野田大元帥、もちろんこのネタを外すわけはなく、翻訳の文庫版には「インサイド・キャプテンフューチャー」という、舞台となる惑星の紀行文みたいなものをおまけに掲載してくれていました。その他にも「コメット号」図解とかもオリジナル版でしたよ、もちろん。
しかし、その他のネタについては、登場人物のこまごまとしたエピソードとかもたくさんあるんだヨーン、みたいなうらやましがらせる解説だけで終わってしまっていて、そんな50年も前のアメリカの雑誌を手に入れるすべなんて想像もつかないですからね、そんなのもあるんだ・・・で終わっていました。

しかし今回、この短編集にはプロフィールなどの小ネタが掲載されているのですよ。
これは、読まずにいられるか、ということで・・

いやあ、楽しかったです。

将来キャプテン・フューチャーとなるべき、カーティス坊やの初めての冒険、鋼鉄ロボットのグラッグの起動シーン、最初はとんでもなく素直だったアンドロイドのオットー、サイモン・ライトがいかにして生きている脳となったのかのいきさつ(ああ、これはカーティスの父親ロジャーとの深い友情があったのですよ)、そしてグラッグとオットーのペット対決?

ああ、あの荒涼とした月面にこんな人間くさい生活があったなんて(も、もちろん物語のなかの話ですけどね^^;;)
本編の長・短編だけではなく、こんなサイドストーリーまで練り込まれているところに、ファンを掴んで離さない魅力があるのですね。

まるで、野田大元帥が遺してくれたメッセージのようでした。このワクワクする楽しさを忘れていたなあ・・・
by kawasaki-marins | 2008-07-07 23:48 | 読んだり聴いたり
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